2019-01-01から1年間の記事一覧

今年最後のブツブツ

人は何かにつけて、区切りを付けてゆく。 「消費しなさい」とマスコミはいいまくる。 消費する事で、企業は潤うが、買う方の心はいやされることはない。 けんやくをする事が、癒やしになることもある。 良寬は豊かな心を持ち、子供と遊んだことになっている…

福祿壽

福禄寿(ふくろくじゅ) 福は幸福や幸い、 禄は官吏(かんり)の俸給や俸給、扶持のこと。 壽は「いのち」の長いことで、一般に慶事に用いるとよい。 これは、七福神の一つで。 短身、長頭で 経巻を結びつけた杖をたずさえ、何時も鶴を従えている。 今年も「…

仏の心

弟子に、 車を運転するときには「仏様のこころ」と口に出して 心を落ち着けて、穏やかな運転をしなさいと 「老いては子に従い」 自分では、身体的に老いは感じていますが、 頭はまだまだ、未完成で 突発的な イライラ行動をしてしまいます。 心も何かに「こ…

落ち葉ちる

落ち葉もみじ 落ち葉が真っ赤に、絨毯のように綺麗に敷き詰められたようです。 亡き母が、この落ち葉を楽しみにしていましたが、 わたくしは、落ち葉が、枯れると土について取れなくなり掃除が大変で すぐに、掃除をしては、母と喧嘩していたなー と思いなが…

まいいか

道元さんは、 「不立文字」 これは、色々な考え方が出来ます。 日本には多くの方が、書物を今に残しています。 その中で、道元さんも多く私達に書き残しています。 多く書いた後に、「不立文字」と云われています。 始めから、文字では有りませんではなく、 …

曝涼(ばくりょう)虫干し

私の地方では、今年の彼岸花は彼岸季節には? 少しずれて、咲きました。 山の紅葉も、毎年綺麗ですが、今年は「落葉?」が多く思います。 しかし、清々しい秋の乾いた風の季節がやっと来たように思います。 今年の秋は「梅雨季節」のようでした。 各地の雨・…

山口市の田舎寺に萩の花が沢山有る、寺があります。 立ち寄ってみると、花だらけ ふと 良寬さまの詩を思いだし この寺の方丈もこんな気持ちかな。 「秋萩の花咲くころは来て来て見ませ命またくば共にかざさむ」 秋萩が咲く頃に成ったらまた来て下さい。 私が…

お彼岸

以前 インドで「彼岸花」の群生地で真っ白な華に出会いました。 インドでは 「大地から、緑色の茎が出て、 天から、燃える幸せの花が舞い降りてきて、緑の茎に 乗っかかると云われる」と聞きました。 優しいインドの人の思い、心に染みました。 そして花を見…

秋のコスモス

暑い夏が過ぎて、秋の青空に吸い込まれるような、青々です。 秋の花にコスモスがあります。 あまり大きな花ではありませんが、あちらこちらで咲いています。 通り過ごさずに、 一度コスモスの花を この吸い込まれるような、青々とした秋の空に 寝転がって見…

言葉で周囲を励ます

私も色々な場面で、つまずきながら何とか今の私です。 来年は、オリンピックが東京で開催されると云うことで、 各スポーツで競技が行われています。 私は、小さいときから 走る ボールを投げる 大の苦手でした。 秋は毎日のように運動会の練習で 今でも悪夢…

かたまり ほおふきあげる 芒かな 秋のひざしに 銀とかがやく ススキは大きな蕪から沢山の茎を出し、ススキの穂が秋の風にゆれる 秋の日差しで、銀色に輝いているようです。 その空にトンボがすいすい、秋ですね もう少しと、彼岸花の花も少し茎を延ばしてき…

あるお寺のお墓詣り

日本の行事では、盆と正月でしょうが。 お墓参りでは、「彼岸」でしょう 春と秋の彼岸には、多くの方がお墓詣りされます。 花かれて なお咲く花の あわれさに また とりあげて 水あたえけり ある専門僧堂の墓地の入口に掲示された詩だそうです。 花が枯れそ…

目がさめる

お経とゆうものは、読み方のこちらの頭脳が充分に煩瑣で整理出来ませんと。 そのお経がいったい何を云っておられるのか? 中々気付く事ができません。 10年も、20年もあるいは、 私のように70歳こえてから、やっと気付かせてつつ有ります。 釈尊の「菩…

修行の現場

私も45年くらい前に、福井県の大本山永平寺で修行をいていました。 今は怠けて、修行からは遠く離れています。 先般 ある修行道場の朝を境内で、鐘や太鼓等が鳴るのを聴いていますと 今何をしてる あの音がすると、どうしてると外で聴いていましてもわかる…

道を求める

岡山に国仙和尚と云われる禅僧が、江戸末期にいた。 その時代は、喰うための僧が集まる修行道場で 道を求める者は少ない中、その寺に まっすぐに ほとばしるほどの佛道心の持ち主がいた。 その者は、自分とは何か? 自分の生涯は何なのか? 何のために自分は…

白黒?

ほとけの教えは、 「平たく、平等」 お釈迦様の時代、インドでは 人間が考案した 上下社会が有りました。 お釈迦様は、それを嫌われて くくらない・こだわらない・からまない ブッダ=悟り=佛=ほとけ 自我を捨てて、こだわり無く 息を進めたいものですね …

香る

秋の匂いは、と聞かれれば 「蚊取り線香のかおり」と答えますと? 時代の違いですね 私の小さい頃は、蚊取り線香で、夜寝た思い出はありません。 昼間に勉強しているときで 夜寝るときは、必ず「カヤ」をつることで、 さわやかな夜風と、虫の声を子守に寝て…

佛心

「佛心」と書かれた掛け軸をよく見かけます。 「人間」を(にんげん)と読む。 読み方を変えて(じんかん)おもむきが変わります。 「にんげん」と読むと、個々の動物に聞こえますか? 「じんかん」は人と人の間や、かかわりを現すようです。 「佛心」(ぶっ…

而今 にこん

人生は、過去と未来とそして今が有ります。 ついつい過去を思い出しては、 「あの時あーすれば」 「あんな事云わなければ良かった」 色々過去を思い出しては、悩み苦しんでいるのでは、 過去の通り過ぎた、その時間へは戻る事は出来ませんから 修正したり、…

一日の時間

高校の時から不思議に思っていること 時計の文字盤の短針は、なぜ2周回って、1日なのでしょうか?

7月と8月はいそがしい時期です。 いそがしいと、毛や爪が延びるのが早いように思います。 又、爪を切らなくては? と思うことが多く感じます。 両親の介護をしていたときも、爪切りは自分の時より大変なものでした。 しかし、もし爪がなかったら、何も出来…

弘法様のご命日

21日は、空海 弘法様のご命日です。 日本仏教に色々な功績を残されたお方です。 お盆行事に疲れて今日で一段落しました。 はんこでもいい この一息を生くるこそ われらの命なり 他人の事をお世話できる事が、動物的な大人の証拠だそうです。 最近は子供の…

トンボが飛んで来ると秋?

いにしえの人は、トンボが飛んで来ると秋になる 秋は虫の声が聞こえてきます 日本の音は? この問いかけに 除夜の鐘・風鈴の音・虫の声 夕方になる 夕焼けこやけで日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る 日本の音には、お寺のかかわりが多くあります。 その風土で…

木喰上人の私感

享保3年(1718)甲斐國西八代郡古關村丸畑の伊藤六兵衛の二男として生まれる。 文化5年(1808)91歳の時、長野 善光寺に阿弥陀如来図を書し、 辞世の詩 木喰も いずくのはての 行きだおれ いぬか からすの ゑじきなりけり 行方知らずの旅に 後に…

水のかたち

水は形にも こだわらず 常に多くにかかわりつつも いからず その力は計り知れない 台風の大雨 大津波で大きな岩をも 動かし さく しかし その水は弱々しくも有る 誰しも水のこわれたる破片を見たもの無し 弱きこの水にかかわりの力を戴き 今をつよく生かされ…

今日は戦争の事ばかり

戦争の事を伝えてゆくのは大切なことです。 そろそろ平和になれて、戦争の有事がどんなものかを知らない人が多くなります 私もカンボジアの戦争の後に行き、両親を失った子供さんを集め、難民キャンプへ 数名を日本にまねき、CCC(カンボジア、カルチャー、…

畑の野菜

永い間 、雨が降りませんで、灼熱の夏 挨拶は、「あつうて たまらん」 冬には 「さむーて たまらん」 何でも たまらんのは、我が家の金? よけい出来て欲しいと、願うキュウリは中々出来ず ミニトマトは、食べきれないほどの収穫です みんな自分のつごうでし…

木喰上人の詩

山梨県丸畑生まれの仏師 えがおにこやかな佛さまを多く作った人 わが心にごせば濁る すめば清む 清むも濁るも心なりけり まんまるとまるくおさまれまんまると 辞世の句 木喰も いずこのはての 行だおれ 犬かカラスのゑじきなりけり 木喰八十八歳 いまだ木喰…