2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

香る

秋の匂いは、と聞かれれば 「蚊取り線香のかおり」と答えますと? 時代の違いですね 私の小さい頃は、蚊取り線香で、夜寝た思い出はありません。 昼間に勉強しているときで 夜寝るときは、必ず「カヤ」をつることで、 さわやかな夜風と、虫の声を子守に寝て…

佛心

「佛心」と書かれた掛け軸をよく見かけます。 「人間」を(にんげん)と読む。 読み方を変えて(じんかん)おもむきが変わります。 「にんげん」と読むと、個々の動物に聞こえますか? 「じんかん」は人と人の間や、かかわりを現すようです。 「佛心」(ぶっ…

而今 にこん

人生は、過去と未来とそして今が有ります。 ついつい過去を思い出しては、 「あの時あーすれば」 「あんな事云わなければ良かった」 色々過去を思い出しては、悩み苦しんでいるのでは、 過去の通り過ぎた、その時間へは戻る事は出来ませんから 修正したり、…

一日の時間

高校の時から不思議に思っていること 時計の文字盤の短針は、なぜ2周回って、1日なのでしょうか?

7月と8月はいそがしい時期です。 いそがしいと、毛や爪が延びるのが早いように思います。 又、爪を切らなくては? と思うことが多く感じます。 両親の介護をしていたときも、爪切りは自分の時より大変なものでした。 しかし、もし爪がなかったら、何も出来…

弘法様のご命日

21日は、空海 弘法様のご命日です。 日本仏教に色々な功績を残されたお方です。 お盆行事に疲れて今日で一段落しました。 はんこでもいい この一息を生くるこそ われらの命なり 他人の事をお世話できる事が、動物的な大人の証拠だそうです。 最近は子供の…

トンボが飛んで来ると秋?

いにしえの人は、トンボが飛んで来ると秋になる 秋は虫の声が聞こえてきます 日本の音は? この問いかけに 除夜の鐘・風鈴の音・虫の声 夕方になる 夕焼けこやけで日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る 日本の音には、お寺のかかわりが多くあります。 その風土で…

木喰上人の私感

享保3年(1718)甲斐國西八代郡古關村丸畑の伊藤六兵衛の二男として生まれる。 文化5年(1808)91歳の時、長野 善光寺に阿弥陀如来図を書し、 辞世の詩 木喰も いずくのはての 行きだおれ いぬか からすの ゑじきなりけり 行方知らずの旅に 後に…

水のかたち

水は形にも こだわらず 常に多くにかかわりつつも いからず その力は計り知れない 台風の大雨 大津波で大きな岩をも 動かし さく しかし その水は弱々しくも有る 誰しも水のこわれたる破片を見たもの無し 弱きこの水にかかわりの力を戴き 今をつよく生かされ…

今日は戦争の事ばかり

戦争の事を伝えてゆくのは大切なことです。 そろそろ平和になれて、戦争の有事がどんなものかを知らない人が多くなります 私もカンボジアの戦争の後に行き、両親を失った子供さんを集め、難民キャンプへ 数名を日本にまねき、CCC(カンボジア、カルチャー、…

畑の野菜

永い間 、雨が降りませんで、灼熱の夏 挨拶は、「あつうて たまらん」 冬には 「さむーて たまらん」 何でも たまらんのは、我が家の金? よけい出来て欲しいと、願うキュウリは中々出来ず ミニトマトは、食べきれないほどの収穫です みんな自分のつごうでし…

木喰上人の詩

山梨県丸畑生まれの仏師 えがおにこやかな佛さまを多く作った人 わが心にごせば濁る すめば清む 清むも濁るも心なりけり まんまるとまるくおさまれまんまると 辞世の句 木喰も いずこのはての 行だおれ 犬かカラスのゑじきなりけり 木喰八十八歳 いまだ木喰…

立秋といえどもこの暑さ

夏目漱石さんの詩に 秋立つや一巻の書の読み残し 「秋立つ」とは立秋のこと。もう秋ですが、猛烈な暑さで? 三十五度 越の毎日です 漱石さんも夏の間に読もうと思っていたが、かなわずに秋を迎えてしまった。 有名な文豪でさえも、読み残すことですから、私…

暑さの中で

暑い中 大変ですね 自分で何もかもする? 何時までも、そうありたいと思います。 春は華 夏 ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり 福井県 大本山 永平寺の御開山様 道元禅師の詩です 小私は 春は花夏 寒風の吹きさらす中で、つぼみを作り 春から夏へ…

こころの迷いとは?

釈尊の言葉 過去をおうことなく、また 未来を願いゆくことなし。 過去はすでに、過ぎ去りしもの、 未来は誰のもとにも、まだ来ぬものゆえに、個々に存在している現象を、 その時、その場で観察し、揺らぐことなく、 智者はそを修しういがよい。 (テーラワー…