修行の現場

私も45年くらい前に、福井県大本山永平寺で修行をいていました。

 

今は怠けて、修行からは遠く離れています。

先般 ある修行道場の朝を境内で、鐘や太鼓等が鳴るのを聴いていますと

今何をしてる

あの音がすると、どうしてると外で聴いていましてもわかるものです。

 

作務太鼓が鳴りました。

堂内を一斉に掃除をしなさいよと

 

しばらくして 本堂の脇に近づくと若い修業僧が

一生懸命に掃除している姿は

美しい者です

大きな堂内で修行する

若い僧は、色が白く

動物性タンパクを食べないから

すきとーた肌で

一生懸命の姿に感銘していました。

人は『結果を喜ぶ人』と行為を喜ぶ人』のふたつがあるように思います。

結果というものは、どうなるかわからないのです。

結果よりも、掃除するとゆう行為を喜ぶ事が大切です。

そうすれば何事も楽しく行えるのでは

楽しく行う行為は、ほとんど失敗無く、良い結果へと

流れゆくような思いがします。

 

 はつらすとして 大きな声で「ご苦労様」と

 

 だだ本堂廊下を歩いている私に

 

 そうか歩ける事は、たくさんの御縁と支えで「ご苦労様で」なのです。